NORIKO FUKUI
MODEL 01
今をつむぐ家
家族構成やライフスタイルの変化に柔軟に対応できる、スタンダードな住まい。1階は、開放感ある吹き抜けのダイニングを中心に、奥へ行くほど落ち着きが感じられる空間構成。コンパクトな家事動線や多用途に使える畳スペースなど、暮らしやすさと心地よさを両立したプランです。2階は変化に合わせて自在に使える設計で、家族の時間をやさしく包みます。
奥行 : 4間 (7.28m)
2F床面積 28.15㎡ (8.51坪)
延床面積 62.93㎡ (19.03坪)
建築面積 39.74㎡ (12.02坪)
1階にLDKがあり、2階に個室のある家。
家族構成や暮らし方の変化に合わせられるスタンダードな住まいです。
玄関から入ってすぐにキッチンがあるので、買い物から帰って効率的に片付けができます。また、水廻りなどの家事動線もコンパクト。
それに対しダイニングは、吹き抜けを通して2階の部屋と繋がるので、開放的で伸びやかな空間です。
ワンルームのダイナミックなLDKもいいのですが、この家はキッチン、ダイニングからリビング、畳スペースと奥に行くに従って、落ち着いた時間が過ごせるような居場所を計画しています。また、緩く死角を作ることで、家族が同じ空間にいても程よく距離感を保てます。
2畳の畳スペースの使い方は、子供が小さい頃はお昼寝スペースとして使う話もよく聞きますが、大人も畳でゴロゴロする時間は最高です。例えば、畳スペースを両親や友人が泊まりに来てもいいようにしておくなら、トイレ・洗面スペースをもう少しコンパクトに工夫して、布団を収納できる押し入れを作っても良さそう。他にも、書斎にして在宅ワークができるように想像するのも楽しいです。
2階は、あえて作り込んでいません。個室Aの手前や個室Bにもスタディスペースを設けてみました。洋服好きやコレクターの方は、個室Aの手前をWICや飾り棚のように計画したらワクワクする廊下に様変わり。
暮らしの変化をイメージすると、子供が小さいうちは、個室Bに家族全員で就寝し、子供が個室が欲しいと言い始めたら、個室Aは主寝室で個室Bは子供部屋。もしくは逆もあり。子供のお友達が遊びに来た時は、ダイニングでは大人たちがお喋りを楽しみ、個室Bは子供の城になりそうです。お互いに気配を感じながらそれぞれの時間を過ごせるのは心地いい。
あっという間に時は過ぎ、子供家族が帰ってきたら、また皆で個室Bで川の字になって寝るのかな、なんて想像してしまいます。暮らしの変化の余白というか伸び代であるその時々をしっかり受け止められる器にしています。



